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10日(月)、グランドハイアット東京(東京都港区)にて、2008年HONDA F1記者会見が行われ、広報・モータースポーツ執行役員の大島裕志氏、モータースポーツ部長の和田康裕氏、Honda Racing F1チームのロス・ブラウン(チームプリンシパル)、ニック・フライ(CEO)、中本修平氏(デピュティ・マネジングディレクター)ら主要メンバーに加え、ドライバーのジェンソン・バトンとルーベンス・バリチェロが出席、これまでのテストや今季の見通しについて語った。また、今季の参戦が明らかになったSUPER AGURIの鈴木亜久里代表とドライバーの佐藤琢磨、アンソニー・デビッドソンもこの会見に参加している。

この会見によって、これまでドライバーが未確定であり、参戦も危ぶまれていたSUPER AGURIが2008年も昨年と同じ顔ぶれで参戦することが明らかになっている。HONDAとのエンジン供給などのパートナーシップも継続されるとのこと。

はじめにあいさつを行った大島氏は、SUPER AGURIとの協力関係について、「SUPER AGURIとはテクニカルパートナーとして今シーズンも協力していきます。皆さんに心配もおかけしましたが、参戦体制が整ってうれしい」と述べた。

また、ブラウンの加入により、マネジメント面により集中していくことになるフライは、「去年はマイ・アースドリームのコンセプトを発表しましたが、今年もこのコンセプトを続けていきます。地球温暖化の問題に対して、6億人ものグランプリを観戦する人々に訴えてきました。今年は単なる意識向上としてではなく、アース・ドリームをブランドとして、世界に対して環境向上のための活動に寄与していきたい」と語った。

ブラウンは08年の取り組みについて、「2009年から新しいレギュレーションが始まるのが、われわれにとって大きなチャンスになる。基盤の部分からリセットして取り組んでいく。そのために、2008年はリソースのバランスをうまく取っていくことが重要だ」と話している。

ドライバーの2人は、直近のテストから良い感触を得たとのことで、バトンは次のように話した。「ヘレステストからはとてもポジティブな結果が得られた。まだ道は長いが、第一歩は正しい方向に進んでいる。チームはすごくいい感じで、エキサイティングなシーズンになりそうだ。HONDAとの将来を楽しみにしている」

さらに、バリチェロは「HONDAで3年目のシーズンを迎えて、みんなといい関係を築けている。ヘレスでは手ごたえが得られて、メルボルンを本当に楽しみにしている」と話し、これまでの応援に感謝の意を述べると、「今シーズンもよろしくお願いします」と話しを結んだ。

気になる今シーズンの位置については、他チームとの力関係を尋ねられた中本氏が次のように話した。

「(ヘレスは)単独テストだから比較するのは難しいが、セカンドグループに入ると思います。接近しているから予選も難しいかもしれませんが、力を出し切れば上位に入る可能性もある。答えはメルボルンにいかないとわからないでしょう。このシーズン、クルマを速くしていくベースとしては、うまく作れていると思います」

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