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現地時間(以下、現地時間)3日、ウィリアムズがこれまでは暫定となっていたニューマシン『FW30』のカラーリングを正式に披露した。

 今季F1参戦30周年の節目を迎えることから、冬季テスト中は6種類の記念カラーリングを用意していたウィリアムズ。マシンのフロントノーズに現ウィリアムズ従業員519人の名前を記し、リアウィング翼端板に「THANK YOU TO ALL OF OUR FANS」とファンへのメッセージを描いたカラーリングや、チームが達成した様々な記録が書き込まれた仕様などがあったが、開幕を翌週に控え、ついに正式カラーリングが公開された。新カラーリングは、昨年よりも紺色の面積が増え、白がアクセントとなっている。

 チーム代表のフランク・ウィリアムズ氏は同日、チームのプレスリリースを通じ、冬季テストの結果からウィリアムズがフェラーリ、マクラーレン・メルセデスに次ぐチームなのではないかと推測されていることに対して、「個人的には、報道されていることには同意できないね。我々の周囲にいる多くのライバルは、同じような競争力を持っている。F1はつねに厳しい。そう簡単には行くはずもないし、序盤戦で我々が3番手につけるなんて思うのは、絵空事にすぎないよ。実現するにしても、接戦になるだろう」と冷静にコメント。

 また、今季のドライバーラインアップについても言及し、ニコ・ロズベルグを「チームの支柱だ。彼には最大の敬意を払っており、我々が相応のパッケージを用意すればレースに勝つことができると大きな信頼を寄せている」と高く評価した。今季F1フル参戦を果たす中嶋一貴については、「彼と契約をするのは、やや賭けであることはわかっていた。しかし彼のテストでのペースはうれしい驚きだったよ。彼への適切な評価は、数戦が終わってみないとわからないね」と語っている。

 そして今シーズンの展望を、「残念だが、上位4つは昨年と同じ顔ぶれになるだろう。しかし、今回もまたすばらしいレーシングシーズンになるとも思っているよ」と予測した。



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フランク・ウィリアムズ(ウィリアムズチーム代表)は、マクラーレンからのニコ・ロズベルグに対するかなり高額なオファーを断っていたことを明らかにした。

ロン・デニス(マクラーレンチーム代表)が、フェルナンド・アロンソ(現ルノー)の後任として将来有望なロズベルグに目をつけていることは広く知られていたが、実際にマクラーレンがウィリアムズに対してオファーを出していたことは知られていなかった。

イギリスメディアとの昼食会で65歳のウィリアムズは、同郷であるデニスからのオファーを“破格”なものであったと表現している。

「しかしわれわれは、そんなことを考えもしなかった」

「自分の宝物を手放す必要がどこにある? クルマを1秒速くすることに必死なのに、コンマ5秒を稼いでくれるドライバーを手放す必要があるか?」とウィリアムズは語った。

またウィリアムズは、金銭面ではかなり有利なものになっていたとはいえ、2009年シーズンを含む延長契約にロズベルグがサインしたのは“驚いた”とも語っている。

「私は彼がマクラーレンへ行くのではないかと心配していた。今年の移籍は不可能だったが、2009年のことは心配していた」とウィリアムズは語った。

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