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2008年のレギュレーション(ルール)にも2007年同様、さまざまな変更が加えられました。マシンの重要な部分に関するテクニカルレギュレーション(技術面のルール)はもちろん、予選セッションや決勝レースなどに関するスポーティングレギュレーション(競技面のルール)にも多くの変更が見られます。その中で主な変更点をご紹介しましょう。

エンジンコントロールユニット(ECU)の共通化
 
マシンの頭脳とも言えるECU。2008年からは全チーム同一のものを使用しなくてはならなくなりました。マシンのボディ形状やエンジン出力に大きな規制がかかっていくなか、電子制御の分野で差をつけようと各チームがしのぎを削って独自ECUを開発していたのですが、共通ECUに対応すべく、マシン全体をゼロから考え直す必要がでてきました。

トラクションコントロールシステム(TCS)の禁止
 
タイヤが空転することを防ぐTCS。1994年から2001年シーズン途中まで禁止されていましたが、電子制御のTCSが登場し始め、どこまでが違反かを規制することが困難になったため2007年まで解禁されていました。2008年からECUが共通化され、チェックが容易になるため、再び禁止となります。ドライバーは加速の際、余計にアクセルペダルを踏まないよう、繊細なコントロールが必要になります。

エンジン交換規定の一部緩和
 
2レースで1エンジンを使うことが義務づけられていますが、最終戦を除き、シーズンで1回目のエンジン交換についてはペナルティ(予選順位から10グリッド降格)が課せられなくなりました。

4レース1ギアボックス
 
2008年からは、1つのギアボックスで4レースを走りきらなければならなくなりました。もし交換した場合は5グリッド降格となります。ただし、FIAの監視の下、各種メンテナンスやギアの交換は可能です。 

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