トヨタ 手応えを感じた６位

トヨタのヤルノ・トゥルーリは再び手応えのあるレースをし、６位入賞で３ポイントを獲得した。チームメイトのティモ・グロックは９位となり、ポイント獲得まであとわずかだった。

ヤルノ・トゥルーリ（決勝６位）
「今日もまたトップ６に入れてよかったよ。それは僕にとっても努力と良い仕事をしてくれたチームにとってもね。僕たちはトップ３のチームのすぐ後ろでフィニッシュできたけど、それは僕たちがこの週末で最も期待していたことなんだ。力強いスタートを切って最初のコーナーでいくつかポジションを上げることができたよ。少しの間、ニコ・ロズベルグからプレッシャーを受けたけれど、それからは自分のレースを始めることができたんだ。クルマはバランスが良く、自分が速くて良い戦略を持っていることを知っていたから、懸命に取り組むことができたよ。クルマのペースは非常に強くて両方のクルマが完走できたから、僕たちはとても高い競争力を持っているんだ。この結果は今後に向けて僕たちを後押ししてくれるよ。これを足場にして次のレースの準備に向けてバルセロナに向かう予定だよ」

ティモ・グロック（決勝９位）
「今日はいいレースだったから、全体的にはクルマに満足しているんだ。僕のドライビングスタイルについては大幅な改善ができたし、レースの間は少し調節をしたよ。最初の数ラップでは僕の周りのドライバーたちが互いにクラッシュしたから興味深かったね。最初と真ん中のセクターにオイルが乗ってしまったから、トリッキーになったよ。ポイントを獲得できるはずだったけれど、レース中盤でニコ・ロズベルグと接触してしまいスピードを失ってしまったんだ。その後はフェルナンド・アロンソを抑えるのが非常に厳しかったけれど、最終的に完走できたからよかったよ。クルマはセットアップの点で本当に優れているから、今後は残りの部分を改善するために努力し続けなければならないんだ」

ＢＭＷ ３戦連続の表彰台でチャンピオンシップをリード

フライアウェイの３レースを終えて、ＢＭＷザウバーＦ１チームはチャンピオンシップリーダーとしてヨーロッパに戻ることになった。バーレーンＧＰ予選で初のポールポジションを獲得したロベルト・クビサは決勝レースで３位を獲得し、ニック・ハイドフェルドも彼に続いて４位となった。チームは３戦連続の表彰台を喜ぶとともに、まだ若いチームにも関わらずコンストラクターズ選手権をリードしていることを喜んでいる。

ロベルト・クビサ（決勝３位）
「この結果は嬉しいよ。２戦連続での表彰台だし、チームはコンストラクターズチャンピオンシップをリードしているからね。残念ながらスタートではホイールスピンをしてしまい、２周目の最初のコーナーで破片を踏んでしまったんだ。オイルの上を走った時にはタイヤをパンクさせてしまうと確信したよ。その時はオイルの情報を知らなかったんだ。でも、今日はチームにとって素晴らしい１日になったね。バルセロナが楽しみだよ」

ニック・ハイドフェルド（決勝４位）
「レースの後では昨日よりもずっと嬉しいよ。僕にとっては厳しい週末だったから、４位はポジティブな結果なんだ。トラック上でのクルマのバランスは僕が望んでいたものではなかったよ。このようなトラブルは二度と抱えたくないね。僕が６位からスタートし、ポールからスタートしたチームメイトの１つ後ろで完走できたことはいい結果なんだ。ヤルノ・トゥルーリとヘイッキ・コヴァライネンをオーバーテイクできてよかったよ。チームのみんなにとっては再び全てがスムーズにいったんだ」