忍者ブログ

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


マシン
 
ボディは規定内で空気の流れを整え、ダウンフォースを効率よく生み出し、空気抵抗を最小限に抑えて、速く走れるように設計されています。ボディ形状の開発は、まず小さな模型を使って始めます。次に2分の1サイズの模型を作り、風洞実験室と呼ばれる、巨大な扇風機が取り付けられたような部屋で空気の流れをテストします。コンピュータによるシミュレーションが一般化している昨今では、正確な仮想テストを行った上で、2分の1サイズの模型を使い、開発を始めることもあるようです。

ボディの材質は軽くて強いカーボンコンポジットという素材で、細身のボディでもしっかりとドライバーを保護できるようになっています。非常に高価な素材ですが、マシンはレースに出場する前にクラッシュテストという安全性を確認するテストを受け、合格しなければ走れません。したがって、最低1台はマシンをつぶしてしまうことになります。

F1マシンを生み出すのは、博士クラスの優秀なデザイナーやエンジニアです。彼らは規定の範囲内で、より速いマシンを作るために日夜、研究を重ねています。実際、実戦で使われたマシンが規定に準じているかどうかはグランプリ開催中、セッション終了後などのFIAによる抜き打ち採寸で厳格に検査されています。

PR

忍者ブログ [PR]
Copyright(C) F1 ヘッドライン All Rights Reserved