オランダを本拠地とする自動車メーカーのスパイカーは、フォース・インディアへのチーム売却手続きがまだ終了していないと、3月3日(月)に明らかにした。
この驚くべき発表はプレスリリースの形で明らかにされ、それによると、スパイカーは合弁会社であるオレンジ・インディアに対し、「完全に最終的に」チームの権利を譲り渡してはいないという。オレンジ・インディアはビジェイ・マリヤとモル一族によって率いられている。
しかし、マリヤとモル一族はすでにチーム名を変更しフォース・インディアとして新車発表会も行っており、チームカラーも変更している。すなわち12日後に始まるメルボルンでのオーストラリアGPでチームがデビューするのを待つばかりの状態になっているのだ。
しかし、巨額の赤字を2007年に計上しているスパイカーによると、フォース・インディアとの間にはまだ「ささいな意見の違い」が解消されていないという。
「われわれの考えでは、多くの比較的重要ではない財政項目がいまだに解決に至っていない」
「残念なことに、今日になっても(スパイカーは)オレンジ・インディアと完全な、そして最終的な合意に達していない」ともスパイカー側は付け加えた。
このニュースに対する反応として、スパイカーの株価が21%も下落している。
PR
最新記事
カテゴリー