忍者ブログ

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


日本中のF1ファンの視線が富士へと注がれる中、来季より日本GPの舞台として帰ってくる三重県の鈴鹿サーキットでは、2009年F1グランプリの開催へ向けて本格的な改修工事が開始されている。

9月7日のイベントを最後に、国際レーシングコース(東コース)でのレーススケジュールをすべて排除した鈴鹿は、グランドスタント(V席)やピット・パドックエリアの改修に本格的に取りかかっている。来季のF1日本GPへ向けてチームのホスピタリティとなるパドックエリアはピットビルディング、コントロールタワー、メディカルセンターなどすべて新設となり、スタンド側ではグランドスタンドが増設される。

コースレイアウトはF1ドライバーからも評判の高い伝統のレイアウトを維持したまま、安全性向上を図る。第1コーナーイン側、逆バンクイン側、最終コーナーのアウト側のランオフエリアが拡張され、第2コーナーのアウト側はグラベルとターマック舗装との構成に変更される。

2006年10月8日、ミハエル・シューマッハが日本での最後の戦いを繰り広げ、今年の富士のウィナーでもあるフェルナンド・アロンソが勝利したあの日、惜しまれながらも一時F1の表舞台から退いた鈴鹿は、「伝統あるファンタスティックなコース形状を活かしながらも、見る人・走る人・運営する人にとって、安心・安全でワクワクする世界有数のサーキット」をコンセプトに、来年の春のシーズン開幕より、生まれ変わった姿で戻ってくる。

2009年10月11日、再び鈴鹿はF1世界選手権のレーススタートを迎える。


PR

忍者ブログ [PR]
Copyright(C) F1 ヘッドライン All Rights Reserved