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フィンランドではF1へ進む道はまだいくつかあるが、キミ・ライコネン(フェラーリ)は母国フィンランドでの世界選手権にラリーのレーシングカーを駆って、30日(木)、ついにデビューを果たした。ライコネンの使用車はフィアット・グランデプント・アバルトS2000。昨年の冬、氷上と雪上で2度のラリーを戦ったライコネンのラリーへの参加はこれで4度目になる。アルティック、バークーナ、そしてイタリアでの舗装されたコースを走るラリー・デッラ・トレビジャーナ。彼のナビゲーターを務めるのはカイ・リンドストロームで、すでに世界チャンピオンのトミー・マキネンのパートナーを務めた経験がある。

ライコネンはFIA(国際自動車連盟)の記者会見で、母国でのラリー参戦について次のようにコメントした。

「以前にもラリーに出たことがあるけど、ロードを走るのは初めてだ。すごく良さそうだよね。まだ見てみないとわからない。でもきっと僕にとっては素晴らしい経験になるよ。氷上や雪上よりもロードに慣れる方がずっと簡単だ。グリップはまずまずだし、ロードは少し広い。僕にとってはなんだか完ぺきだね。僕たちがジャンプするときにどこへ着地するのかを学んだり、理解したりする時間が必要だよ。僕の目標は完走することで、僕のグループが出したタイムの中に入ることだ。優勝は考えていないけど、きっと楽しめると思う」

ライコネンは、ラリーが単なる情熱だけのものなのか、それとも何かもっとあるかもしれないのかたずねられた。「なぜ? 僕はF1の世界にいてフェラーリとはあと1年の契約がある。でも将来はすべてが可能だ。それに引退してしまうにはちょっと若すぎると思う。F1での状況がどのように展開していくかによるけれど、急いではいないよ」

さらに、こんな質問が投げかけられた。ミハエル・シューマッハが次のバレンシアで開催されるヨーロッパGPに、ライコネンとともに出走する可能性があることを。

すると、ライコネンはこのように答えている。「ステファノ・ドメニカリ(チーム代表/フェラーリ)が昨日(29日)、僕にそのことを教えてくれたんだ。もしマイケル(シューマッハの愛称)が本当にフェリペ・マッサ(フェラーリ)の代役として出走して僕のチームメートになるなら、すごく光栄に感じると言わざるを得ないね。最終的にはどんなことだって起こるものだよ」

 

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2006年にF1から現役引退したミハエル・シューマッハが、負傷したフェリペ・マッサに代わってヨーロッパGPに出走することが正式に発表された。マッサが負傷して以来、彼の代役としてミハエルの名前が挙がっていたが、噂はついに現実となった。

「最も重要なことは、フェリペに関する全てのニュースがポジティブなことだよ」と、ミハエルは水曜日の午後に語った。「今日の午後にステファノ・ドメニカリとルカ・ディ・モンテツェモーロとミーティングを行い、フェリペの代わりとして僕が準備することを決めたんだ。僕にとってのF1チャプターは長い間完全に閉じられているのは確かだけど、チームに対する忠誠心からこの不運な状況を無視できないのも確かなんだ。でも、参加者としてこの挑戦を非常に楽しみにしているよ」

2006年を最後に現役を退き、今回予想外の現役復帰を果たすことになるミハエルは、マッサが復帰するまでの間、自身の後任としてフェラーリに加入したキミ・ライコネンとともにレースをすることになる。彼は今年2月にバイク事故で首を負傷しているが、来月23日のヨーロッパGPに向けてチームとともにトレーニングプログラムを行う予定だ。マッサの復帰については未定だが、彼は水曜日に病院内を歩行するなど目覚ましい回復を見せている。

 


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